2014年5月18日(日)の11時から、上野精養軒において、
東京青高同窓会の第36回総会・懇親会が開催されました。
晴天にも恵まれ、日曜の朝に変わったにも関わらず、大盛況でした。
ご参集のみなさまならびに関係者のみなさまに深く感謝申し上げます。
校長先生のお声がけなどもあって、今春卒業した64回生が24名も参加し、
50回台60回台の参加が定着してきているのを感じました。
ご講演は、慶応大学教授の栄長泰明(青高40)さん。
ご専門のダイヤモンド電極の紹介でした。
一見難解な印象の演題でしたが、軽妙な語り口でわかりやすく話してくださいました。
「毎日ダイヤモンドを作っています」と、ご婦人にキャッチーなトークを振りまきつつ、
回覧していただいたのは、黒い粉を塗ったようなプレート。
ダイヤモンドの粒子が非常に細かいからだとか。
このダイヤモンドはそのままでは電気を通さないのですが、
ホウ素を加えて(ドープというそうです)合成していくと、電導性が生じるそうです。
このようにして作ったダイヤモンドの電極は、水の中で電圧をかけても、
他の電極だと酸素と水素に電気分解をはじめてしまうレベルの電圧をかけても
電気分解が起きないらしく、高感度センサー、環境浄化や創薬への応用が期待できるとのことでした。
今回も先輩後輩が広い分野で活躍していることを感じることができるご講演でした。
参加した現役の学生たちからも、「勉強になった」「面白かった」との感想を聞いています。
懇親会は、今年も大変賑やかでした。利き酒コーナーは大人気でした。
また、小さいお子さんのいる同期のために、保育士を派遣してもらう試みも。
40回生のみなさんお疲れ様でした。
今年も、青森の総会を目指して、総会特集号の会報を発行予定です。
Webサイトにもこれに並行して写真や報告等を掲載する予定です。
みなさん、お楽しみに。
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