第38回総会・懇親会が開催されました

2016年5月15日(日)の11時から、上野精養軒において、東京青高同窓会の第38回総会・懇親会が開催されました。

第38回総会・懇親会の模様(速報)(未ログインユーザ用)

新体制スタート
パイプオルガンの荘厳な音色とともに

—第38回 東京青高同窓会 総会—

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5月15日日曜日、38回を迎えた東京青高同窓会の総会・懇親会は、今年も五月晴れの下397名の参加者を得る盛会となりました。昨年は参加が無く、先行きが心配された企画運営担当幹事の42回生ですが、この日のために38名が集結。斬新なアイディアと統制の取れた運営で、見事に大役を果たしてくださいました(写真1、2、3)。
受付・会計幹事の29回生の皆さんも大集合。見事な協力体制で大舞台を支えてくださいました(写真4、5)。

第一部総会は、例年通り物故者への黙とうから始まり、校歌斉唱、任期を満了された橋本会長の挨拶がありました(写真6、7)。校歌の伴奏は第二部の講演者、水木順子さんでした。
来賓の青森高校成田昌造校長からは、スーパーグローバルハイスクールとしての活動状況など、世界で活躍できる、本当に必要な能力を育てるための取り組みが紹介されました(写真8)。
青森高校同窓会柳谷章二会長からは先生たちの意識が変わってきているという話があり、夏の青森の同窓会でも今年からは東京同窓会が始めた新人優遇策を取り入れるという報告もありました(写真9)。

続いて事業報告、会計報告、予算案、加えて今回は新会長を22回生太田紀久氏とする役員改選の議案もありましたが、すべて満場一致で可決承認されました(写真10、11、12)。

第2部の講演、今年の講師はパイプオルガン奏者の水木順子さん(青高42)ということで、例年とはかなり趣向の違うものとなりました。
会場には水木さんが演奏するパイプオルガンの映像が映し出され、バッハの「トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565」の荘厳な調べが響き渡り、上野精養軒が一瞬にしてあたかもヨーロッパの教会にいるような空気に包まれました。普段でもなかなか耳にすることのないフルバージョン、9分近い迫力の演奏には圧倒されました。加えて鍵盤の上を滑る奏者の手元や、足元のペダルさばきなど、普通は目にすることのない貴重な映像も随所にあって、なるほどパイプオルガンとはこういうものかと改めて感心させられました(写真13、14、15)。

演奏の映像の後には、水木さんに司会のお二人を交えた座談会形式のトークが続きました(写真16)。パイプオルガンの仕組みや、水木さんとパイプオルガンの出会いから、青森高校、東京藝大、フランスでの日々、そして弘前の東奥義塾高校のオルガン奏者としての現在に至るまでの経緯を伺うことができました。あの素晴らしい演奏を、拙い文章と写真では伝えきれないのが残念です。

第3部懇親会は今年も勇壮なねぶた囃子に誘われて始まりました。乾杯の発声は前青森高校校長、長身の23回生小川伸悦氏でした(写真17、18、19)。

1年ぶりに見る顔もあれば、数年ぶりの顔もあり、学生時代からさほど変わらぬ人もいれば、まるで様変わりの人もおり、笑い声と津軽弁が飛び交う賑やかな歓談の輪がそこかしこにできて、広いはずの会場も息苦しく感じるほど。料理テーブルとの往復に忙しいヤングエイジから、もっぱら飲む方に忙しいミドルエイジ、旧交を温めるのに忙しいオールドエイジまで、東京青高同窓会ならではの光景が今年も繰り広げられました(写真20〜26)。

同窓会新加入の66回生は今年も25名の参加があり、ステージに整列して眩しいくらいに若々しい姿を見せてくれました(写真27、28、29)。

企画幹事42回生が作成したお楽しみDVD上映では、66回生が解説役で参加した校舎巡りがあり(写真30)、卒業アルバムなどからデジタル化した懐かしい写真の数々、更には青森高校校歌「無限の象徴 ロックバージョン」の演奏も流れて場内騒然。
おなじみねぶた囃子と場内を巻き込んだ跳人の乱舞では、花笠を被った立ち姿がひときわ美しい歴代「ミスター跳人」のお二人も応援参加(写真31、32、33、34、35)。ステージ上で圧巻の跳っぷりを見せてくださいました。青森の同窓会実行委員長と代表幹事も8月14日の総会を熱烈アピール(写真36)。来年の幹事、43回生と30回生への引き継ぎも無事終わり(写真37、38)、あっという間の90分、第38回懇親会もお開きとなりました。

文:会報委員会 澤田 幸江(青高31)